2015年07月11日

(民法)債権者代位権〜その1




いやぁ〜だいぶ暑くなってきましたね〜。おまけに雨のせいで湿度も高いもんだから、なんだか息苦しさを感じている今日この頃です。




さて、今回からは債権者代位権についてお話していこうと思いますが、受験生であればこの言葉を知らないなんて人はいないですよね〜??でも、実は中身についてはそこまで理解できていないなんて人は多いかもしれません。




ところで、もう10年くらい前になりますでしょうか。私がまだ大学生だった頃、友人から「お金貸してくれ」と頼まれまして、特に何も考えずに、まぁ友人だからいいか〜みたいなノリで5万円を貸したんですね。その際、2週間以内に返済するという条件を付けましたが。




しか〜し、結局返済期限を過ぎてもそのお金は返ってくることはありませんでした…(泣)
あまり軽々しくお金の貸し借りなんてするもんではないですね。金の切れ目が縁の切れ目といいますが、たった5万円でも簡単に縁が切れてしまうもんです。




話がそれましたが、貸したお金が返ってこない…って経験されたことありませんか?




日本は法治国家ですので、自力救済というものは禁止されています。もし、私がその友人宅に勝手に上がり込んで、5万円を箪笥の引き出しから抜き取って弁済に充てようとすると、逆に窃盗罪に問われてしまいます。(心情的にはそうしたいんですが…)




じゃあどうすればいいんだ〜となりますが、そんな時に知っておくと便利なのが今回の債権者代位権です。




債権者代位権とは簡単にいうと、債務者が自己の責任財産を充足(保全)することができる権利を持っているにも関わらず、その権利を行使しようとしない場合、債権者が債務者に代わってその権利を行使することができる権利…とでもなりますでしょうか。




債務者の責任財産を充足させるために債権者に認められた権利なんです。責任財産とは、強制執行の対象となる財産のことを言います。




強制執行という言葉がでてきましたね。



先ほど自力救済は禁止されていると言いましたが、自力ではなく助力を得ることは禁止されていません。じゃあ誰の助力はいいの?となりますが、それは国家です。国家の力を借りて債権の満足をはかることは当然に認められています。それを強制執行といいます。(具体的には裁判所で債務名義を取得して、それにより債務者に強制執行をかけるということになります)




債権者代位権は、その強制執行の対象となる責任財産を充足(保全)させるために債権者に認められた権利なんです。




なので、もしその友人が行使せずに放置している何かしらの債権を持っていたのであれば、私が債権者として代位権を行使することができたのかもしれません。




でも、この債権者代位権、使うにはそれなりに条件が必要になってくるんですね〜。次回からはその辺のお話をしようと思います。
お読みいただきありがとうございました。














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posted by 行政書士試験WEBアドバイザー YASUHIRO at 22:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | (民法)責任財産保全制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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